当社グループも全体でスタッフ数が約50名の組織となり、もう完全に新しい状態にシフトしたことを実感しています。
私自身、直接、やりとりしたことがないスタッフの方が増えてきましたし、一人一人のことをしっかりと考えられるような、目が届く範囲が少なくなってきました。
それにも関わらず、マネジメントの体制の整備が完全に追いついておらず、一歩間違うと大変なことになる状況であるのは間違いありません。
この10月から年末にかけては、そこを完全に強化して、安心して年を越せるような投資をしていけたらと考えているところですね!
一方で、感謝すべきことは、どのスタッフ一人一人を見ても、素晴らしいな!と思えることです。
はじめて顔を合わせたり、また、チャットやメールでやりとりをしても、スキルはもちろんのこと、人として素晴らしく、採用面接を一度もしていないにも関わらず、どうして、このように価値観が一致するスタッフと出会えるのだろうかと、感謝するばかりです。
50名もいれば、それは通常は10人くらいは、「あれっ?!」と思う人がいてもおかしくないにも関わらず、それがほとんどありません。
なぜ、そのようなことが実現しているのかと言えば、これは当社が開発してきた採用や配置のノウハウがあるのはもちろんですが、それ以上に、「組織風土」や「企業文化」によるものが大きいと考えています。
入ってくる新しいスタッフは素晴らしい人ばかりですが、それらのスタッフにときどき聞いてみると、
「先輩が素晴らしい方々ばかりで、
ここまでしてくれるとは思ってもいなかったので、驚きました!」
というように、みんながみんな、口を揃えるかのようにして言うのです。
そして、そのような体験をしたスタッフが、今度は新しいスタッフが入ってくると、同じように新スタッフに対して接してくれているということを、この2年間、ずっと間近で見ることができました。
これは、何なのかなと考えたときに、「組織風土」であり「企業文化」がなせる技なのではないかと改めて考え直しているところです。
今現在にある風土と文化の基盤は、スタッフ数がまだ数名の頃からあったものが、そのまま引き継がれている形となります。
ところが、こういった風土や文化というものは、新しいスタッフが入ってくると多くの場合、少しずつ引き継がれなくなっていき、やがてはバラバラな状態になってしまうものだということです。
そこで重要になってくるのが、これらの風土や文化という、一見したところ目に見えないけれど、明らかにしっかりと存在しているものを、意図的にビジュアル化した上で伝えていくということになります。
当社の場合、入社前の研修的な位置付けのものとして「在宅秘書検定」という仕組みを構築し、現在は、応募数がかなり増えてきましたため、基本的にはそれらの3級までを受講した方の中から、採用者の候補を見付けていくという流れに今現在はなってきました。
そもそもが、「在宅秘書検定」とは、当社だけのためにつくろうとしているものではないのですが、あくまで、
「在宅秘書を誇れる職業にする」
ということを使命として、そのような誇れる職業で必要なあり方や仕事の仕方について、「在宅秘書検定」の講座を通して、しっかりと文書化して伝えていっています。
そこで伝えているのは、当社がまだスタッフ数数名だった頃から伝えてきたような基本的な考え方がベースとなったものばかりで、結果として、風土や文化が引き継がれる仕組みができているとも考えているところです。
逆に言えば、風土や文化というものは、組織が大きくなったときにつくるようなものではなく、まだスタッフ数が1名、2名、3名といった少人数の頃からできていくものであるということです。
そのときにあまり好ましくない風土や文化であれば、当然、それは、人数が増えれば加速度的に悪化しますし、良いものが最初からつくられていれば、仕組み化によりそれが加速していうことにもなります。
では、好ましい風土・文化と、そうではない風土・文化というのは、何が異なるのでしょうか?
そして、もし、現時点で好ましくない箇所があるなと感じた場合には、どのようにして向上させて行けば良いのでしょうか?
それについて、今回10月の定例講義(中上級編)で解説しました。
そのテキストと音声解説は以下よりご覧頂けたらと思います!
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