なぜマーケティングや営業をがんばっても会社が大きくならないのか?

会社を大きくするのは「会計」と「人事」?! ※第16回定例講義(中上級編)

2013年03月01日(金)【定例講義 中上級編】  【記事投稿者一覧→】

想像していたものの、今回の「財務」と「人事」のテーマは、半端でないほど人気がなかったです。(笑)

でも、それでもなぜお伝えしたいと考えたかというと、順調な方ほど、ある一定のところまで前進すると、必ずこの課題にぶちあたり、それで大きく足下を救われることが想像されるからです。

これまでは、会社を大きくしたり社会に影響力のある企業をつくる上で大切なのは、マーケティングや営業のような「攻め」だとずっと思っていました。

しかし、「攻め」ると気がつくとコストが上がり、売上が向上しているにも関わらず、赤字が続き、経営が苦しくなるということは極めて良くあることです。

戦争に例えれば、勝ちたい勝ちたいと思って兵士の数を増やしまくると、大量の兵糧が必要になり、その調達で膨大なコストが発生し、敵と戦うどころではなくなるようなイメージでしょうか。

これについては、私も似たような手痛い失敗(?)をしたことにより、そういう「攻め」以上に重要なのが、「守り」であるといことを身を持って学ぶことができました。

その「守り」とは、ずばり「会計」と「人事」です。

「会計」は、資金ショートを防ぎ、身の丈以上の無理な拡大をしていないかどうかを数字で意志決定できるシステムです。

「人事」は、マーケティングや営業活動の結果手に入れた売上に見合う対価を、どのような体制で提供していくかを決めるものです。

売上が上がれば上がるほど人が必要になることが多いわけで、ある臨界点を超えると、売上が上がるほど人件費が必要以上に増え、コストも必要以上に増え、なぜか赤字になってしまうという現象が起こります。

それを察知できるのが、「会計」のシステムであり、このように「会計」と「人事」というのはお互いが協力し合いながら、会社を守っていってくれます。

正直、そんなことは今の自分には関係ないと思う方が大半だと思います。

が、今現在、在宅秘書の方を2名・3名・4名と次々と増やしていかれるクライアントさんが増えてきています。

私は10名のときに、想定外のコスト向上という不思議な現象を体験し、なぜ、そのようなことが起こるのか全く分からなかったのですが、きちんと計算することで、赤字が生まれるメカニズムというものを理解しました。

このようなことを申し上げておいたとしても、きっと、今、成長を続けられる方は、このコスト向上というものを経験されることになると思います。

それを経験して突然自信を失うことが無いよう、そもそもそういうことは起こるものなのだということを予備知識として持って頂けたらなと考えています。

詳細は、3月の定例講義(中上級編)にて解説しました。当日お聞きになられた方はとても少なかったので、ぜひ、この機会に下記の音声ファイルをご参照頂けたら嬉しいです!

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