叱らないどころか、誉めもせず、教育もしないアドラー流マネジメント法とは?

※第41回 定例講義(中上級編) 

2015年04月01日(水)【定例講義 中上級編】  【記事投稿者一覧→】

当社スタッフも早30名体制となり、私が日常的に把握できる人数を超えてきつつあるかと考えています。

これから、さらに規模が大きくなり、数千名、数万名というスタッフ体制になることを想定したビジネスモデルを構築していますので、これはやむを得ないことかなと考えつつも、どうしたら、この経験を元にして、会員・クライアントの皆さんのお力になれるかについては、常に考え続けているところです。

その結論としては、スタッフ数がどんどん増えていく過程においては、スタッフに対して叱るとか、誉めるとか、教育するということは、ナンセンスなことかなと、今更ながら、痛感させられています。

そのようなことに目を向けていたら、マネジメントはきっと成り立たないことでしょう。

考えてみると、この2年間、私も誉めることも、叱ることも、教育することも、全く実施してきませんでした。

心理学の権威であるフロイトやユングの考え方に基づくと、私達は、幼少期を含めた経験を通じて、トラウマのようなものを持ってしまい、それが、現時点においてのパフォーマンスを低下させてしまうといった減少と向き合う必要があります。

一方で、あまり知られていないことかもしれませんが、フロイトと同時期に活躍したアドラーの考えに基づくと、そのようなトラウマなど存在せず、そんなこと気にしている余裕があったら、前に進んでみたらどうだい、といった考え方をしています。

このアドラーの考え方に基づくと、過去にどんなトラウマがあろうと、それをスタート時点として捉えて、ゴールに至るまでの過程を楽しもうといった生き方が可能になります。

そもそもが、叱ることもせず、誉めることもせず、教育もせず、本当に経営が回るのかという疑問もお持ちかもしれません。

当社の7年間の経験に基づくとそれは可能です。

むしろ、叱ったり、誉めたり、教育したりするので、そこでコストがかかり、マネジメントが回らなくなるというのが経験論です。

そうではなく、そういったものを放棄したような、新しいマネジメントの状態を得て頂けたらと切に願っています!

大切なのは、あなたのスタッフは、今、とんでもないほどの可能性を秘めているということです。

それに対して、期待を超えていないことを叱ったり、逆に期待を超えていることを誉めたり、さらに上を目指そうと考えたりすると、落とし穴に落ちる可能性があります。

なんのことか、一切、意味不明かもしれません。。。

が、このようなメカニズム1つ1つについて、4月の定例講義(中上級編)では、まさにその方法について解説をいたしました!

音声とテキストは以下をご参照頂けたらと思います。

※以下の内容は、当スクールに入学されている方で、「マンスリーイノベーション会議」にもご参加の方だけがご覧頂けます。
コンテンツの閲覧をご希望される方は、まずは、こちらのページを通じて無料登録をお願いできませんでしょうか? 無料申込者限定のメルマガにて、今後のご案内をさせて頂きます。

以下で「新規ユーザー登録」してIDを作成されても、動画やテキスト等の閲覧は難しい状況でありますことを、ご理解頂けますと幸いです。


この記事と同日に投稿された他の内容

関連記事