あなたのビジネスモデルにゲーム戦略を取り入れることで、全く動かない顧客がどんどん動くようになる方法

※第44回定例講義

2015年06月14日(日)【定例講義】  【記事投稿者一覧→】

ゲームと言うと、このページをご覧になられている方は、ほとんど最近やっている人は少ないのではないかと思います。

なぜならば、起業活動ほど最も楽しいゲームは存在しないので(笑)、架空のゲームの世界の中での買った負けたということに対してなんの価値も感じず、面白くもなんともないからでしょうか。

とは言え、私達の子供からのことを思い返してみると、ゲームを一度もやったことがないという人は少ないと思いますし、また、ゲームの楽しさを感じ、はまったような時期があるという方も
多いのではないかと想像しています。

私も小中学校の頃は、ロールプレイングゲームに半端でないほどのめり込んだことがありました。

やればやるほど、経験値が蓄積して、強くなっていき、その過程で、小さな壁を乗り越え(120%の努力)、その結果、さらに経験値が高まって、もっと強くなっていくというプロセスが
楽しくてたまりませんでした!

そのようなゲームにはまると、食事も面倒になるし、眠さも感じず、楽しくて徹夜してしまうという人も少なくありませんね。

まさに、起業活動というのは、そのような活動そのものですので、だからこそ、何も会社員でい続ければ楽ができるのに、あえてリスクを犯して、とんでもない苦しみを毎日味わいながらも
決して諦めることなく、自分の足で立って歩いていこうとする人が多いのでしょうね。

一方で、起業家自身は、そういう中毒的な楽しみ(?)の中にいるのでとても充実しているかと思いますが、あなたのお客さんはどうでしょうか?

あなたの商品・サービスを、もう使いたくてたまらなくて、もう完全にあなたのサービスに完全にはまってしまい、食事も忘れるほど状態を、あなたは提供しているでしょうか?!

本ページのタイトルに書いた「ゲーム戦略」とは、まさに、あなたがあなたの顧客に対して、そのような「あなたにはまる感覚」を提供するための戦略ということになります。

ビジネスの中にロールプレイングゲームのような楽しさを取り入れて、ビジネスを「ゲーム化」していくような考え方で、「ゲーミフィケーション」という言葉が使われることもあります。

例えば、深田浩嗣氏の「ゲームにすればうまくいく」(NHK出版)には「ゲーム化」の例として、次のような例がたい焼きやの例が紹介されています。

この本は、私も、クライアントさんには次々とプレゼントして強制的に(笑)読んで頂いたこともある本ですので、お勧めですね!

「ゲームにすればうまくいく」(NHK出版)

さて、そのたい焼きやの例とは次の通りです。

よくある方法としては、たい焼きをたくさん買って欲しいので、スタンプカードをつくり、たい焼きを1個買うごとにスタンプを押すというようなものがあります。

そして、10個スタンプがたまると、1個たい焼きが無料でもらえるのようにするわけです。

これも、「ゲーム化」の1つの例かもしれません。

ただ、上記のロールプレイングゲームのように、このスタンプを集めるために完全にのめり込むような感覚になるのかというと、いかがでしょうか?

確かに、もらえたら嬉しいし、本当だったらアイスを食べたいところだけどあと2個たい焼きを買えば無料で1個もらえるから、アイスをやめて今日もたい焼きにしよう、などという心理が働くことはあるかもしれません。

が、そうして無料で1個ゲットしたかといって、よし、次は20個目指してがんばろう!と思うかというと、恐らくそうなる人の方が少ないのではないでしょうか。(よほどたい焼きが好きな人は除いて。)

多くの場合には、それで満足して、スタンプカードのことは忘れてしまったりするかもしれません。

そのような中で、同著の深田氏が紹介しているアイデアが次の通りです。

店内に、大きなボードを置きました。

ボードには、「よかったらお名前(ニックネーム)を!」と書かれています。

その横には、「★」の形をしたマグネットを用意し、お店に来て1回買ってもらうたびに、マグネットを自分で名前の横に増やしていってもらう形にしました。

すると、名前を書かれるのは、10人に1人程度ですが、次のように書かれ競争する人が出てきました。

良かったらお名前を!

山田さん ★★
タロー  ★★★
鈴木さん ★★★★★
佐藤さん ★

そうしていくと、最初は10人に1人程度だったのが、10人に3人程度名前を書いてくださる方が増えてきました。

そこで、店主はさらにもっと面白いことができないかと考えました。

そこで、たいやきの長さを1つ10センチとすると、10個で1メートル、1万個で1キロだから、1日150個売れれば2ヶ月で1キロだという数値化の方法を考えました。

そして、日本横断は先が長そうだから、まずは町内横断から始めようと考えて、店内に地図を貼り付け、1日に売れた個数に応じて、毎日どれだけ進んだかを塗りつぶすことにしました。

そして、地図の横断ルートのどこかに宝箱を隠しておき、その上を通タイミングでたい焼きを買われた方にプレゼントを渡すようなことも考えました。

さらには、町内横断達成時には、ボードに★を置いてくれていた人にはその個数に応じて、お祝いを全員に与えることも考えました。

このようなことを繰り返していくうちに、このたい焼きやは面白いということで評判になり、他店舗展開につながっていくという事例です。

少なくとも、単にスタンプカードで10個たまると1個もらえるという以上の楽しさというものが、この例からは感じられるのではないでしょうか?!

では、スタンプカードとこの事例の違いは何かというと、

1)顧客同士がゲーム感覚で競い合い、その競争の状況を視覚化して皆に見えるようにしたこと

2)1個のたい焼きを買うという行動を、距離という意味がある数値に換算したこと

3)町内横断のようなゴールを設定することにより、その距離をみんなで増やしたいという動機付けの要素を入れたこと

4)ゴールを達成すると、ご褒美がもらえるようにしたこと

といった要素にあると考えられます。

ちなみに、これらの要素は、あくまで、今回の事例の場合のものにすぎません。

「ゲーム化」するといっても、全く違うやり方も実際は多数ありますし、上述した書籍にはたくさんの事例が紹介されています。

そのような中で、もし、あなたのビジネスモデルに、「ゲーム戦略」を取り入れ、「ゲーム化」するとなると、どんなアイデアが考えられるでしょうか?!

今回の定例講義では、「ゲーム化」する上で必要な手順について体系的に解説した上で、あなたのビジネスをゲーム化する方法を考えるきっかけしました。

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