スタッフに支給する報酬は、高いにこしたことはないでしょう。
スタッフに聞いても、高いのと安いのとどちらが良いのかと聞けば、それは、本音では高いにこしたことはないと思うものです。
では、あなたの会社をもっと良くしてくれるような、有能なスタッフを採用したいと考えた場合には、報酬は高い方が良いのでしょうか?
大手企業の多くはそのような傾向がありますし、福利厚生もしっかりしている上に、加えて、世間体も良く、結果として有能な人が採用されているという実状はあります。
ところが、大手企業の人が全て、会社をよくするために働いているかというと必ずしもそうではないことは、皆、分かっていることでしょう。
一方で、中小、ベンチャーで、給料は必ずしも良くなくなかったとしても、本気で会社のためを考えて、全力を尽くしてくれるスタッフが存在するのは確かです。
当社も、現在グループ全体で40名ほどの組織ですが、まさにそのようなスタッフがたくさんいることを実感し、感謝するばかりです!
では、報酬は高いかというと、確かに役員クラスになってくると、高くなってきますが、最初は888円/時といった、東京都の最低時給から現時点では業務が開始されます。
報酬は高いにこしたことはないと言っても、私達は大手企業ではないので、最初から報酬の魅力によって採用をしていくことは、必ずしもできることではありません。
だからこそ、私達は、お金のために働く人ではなく、理念や価値観に共感し、それを実現していくことに「やりがい」を感じていくような人と出会い、採用していく工夫が必要ではないかと考えられます。
全国のトヨタ販売会社300社中、12年連続顧客満足度NO.1を実現されてきたネッツトヨタ南国(四国)の横田英毅氏は、次のように言われています。
私なりに少し理解し直した上で、分かり易く表現してみます。
「世の中には、お金のために働く人と、そうではない価値観のために働く人がいます。
では、どちらに来て欲しいかと言うと、お金のために働く人ではない人です。
そういう人が集まったらいい仕事をするので、結果として収入が増え、分配できる額が増えてきます。
だから、結果としてスタッフの報酬が上がるのです。」
この論理から、スタッフの報酬を安くした方が、結果として有能なスタッフを採用することにつながるという考え方をされています。
報酬が安いのになぜ働きたいという人がいるかと言うと、理念や価値観に共感し、それを共に実現していきたいという「やりがい」を感じるからです。
そのような人がたくさんいれば、どんどん良い仕事をしてくれる人が集まり、会社はどんどん良くなっていくというのです。
報酬を安くするということには疑問を感じる人がいたとしても、この「やりがい」をスタッフに提供することで、今以上に力を発揮してくれるであろうことは、多くの方が共感されるのではないかと思います。
では、「やりがい」とは何なのでしょうか?
スタッフに、「やりがい」を感じてもらうためには、どのような手順を採ったら良いのでしょうか?
8月の定例講義(中上級編)では、まさにそのための具体的な方法について解説を予定しています。
まさに、やりがいを提供することで有能なスタッフを採用し離職率を減らす方法について理解を深めて頂けたら幸いです。
そのテキストと音声解説は以下よりご覧頂けたらと思います!
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