今回の定例講義では、SBBSの中核的な手法である、7種類22分類の「型」を、コア・テクノロジーという観点から理解し直す機会にしました。
ビジネスを進める上では、「強み」が必要です。
どんなに、成長する可能性がある分野であっても、その分野でやっていくための「強み」がないと、長く続けることはできません。
そんなの当たり前だろうと思いますが、実際に、クライアントさんの個別ご支援をしてみると、「強み」がないにも関わらず新規参入して、すぐに撤退するということを繰り返している方は少なくありません…。
残念ながら、その「強み」というのは、自分でもなかなか分かりにくいもので、一見したところ、自分としては、苦手意識を持っているものが、本当は、「強み」があったりもするので、難しいところです。
私達が、「小資本ビジネスモデル7種類22分類」の手法を活用して自分のビジネスモデルの方向性を決めるとき、自分にはどれが最も向いているのかを考えることがとても重要です。
そして、たいていの人は、自分がその7種類22分類の中でどれが最適であるかを、自分で判断することができます。
ところが、現実問題としては、そうして、自分が選んだ最適な「型」は、たいていの場合、ほぼ、間違っているものです。
そのくらい、自分に向いている「型」を選ぶことというのは、難しいものだったりします。
ですので、現実的には、最初に「型」を選び、それで起業活動を開始していろんなトラブルを経験した結果、新しいビジネスモデルに生まれ変わり、その結果、自分は、別の「型」の方が向いていたのだ、という経験をすることになります。
実は、これが、起業の現実であり、こういう経験を経た上で、自分のもっとも得意な「型」は何であるかに気付き、そして自分の本当の「強み」とは何なのかを発見していくことにつながります。
こうして「強み」を発見できた人は、実に長くそのビジネスを続けることができるし、そうでない方は、すぐに右肩下がりになり、また、ゼロから新しいことを考えなければならなくなってしまいます。
こういったことが当たり前に起こることを考えると、できることならば、最初から、自分の「強み」を理解しそして、7種類22分類の型の中で、自分はどれが最適な「型」なのかが最初から分かっていたら、それにこしたことはありませんね。
3月の定例講義では、それを実現するためにも、7種類22分類の各型において求められる「強み」「コア・テクノロジー」が何であるかを解説し、ご理解頂くための時間になればと考えています。
ワークの時間の音声もカットしていませんので、その時間を活用して、以下の音声・動画・テキストを参照の上、しっかりとお考え頂けたら幸いです。
実際に線を描いてみるというのは、頭の中で書くことを想像するのと実際に描くのとでは、大違いですので、だまされたと思って、ぜひ、一度チャレンジしてみて頂き、その効果を実感頂けたとしたら本当に嬉しく思っています!
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