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※第9回定例ワーク

2014年12月14日(日)【定例ワーク】  【記事投稿者一覧→】

代表の中山です。

岩田先生からアイデア発想についての興味深いシェアがありましたので、今回の定例ワークの時間の一部を使い、お話を頂きました。

ところが、発表をお聞きしながら、私の方ではだんだん顔が青ざめて行きました…。

それは、もちろん、ご発表の内容の品質に課題があると感じたからではありません。

そうではなく、あまりにもすごい内容だったので、だんだん心配になっていったのです…。

意味不明かもしれませんので、補足しますと、素晴らしい内容やコンテンツというのは、一般的に理解されることがなく、その価値の素晴らしさを分かって頂けることは少ないものです。

例えば、「孫子」や、宮本武蔵の「五輪書」の原書を読み、「これはすごい!」と感じ、それを、即、自身の経営活動に活かせるヒントが得られる方がどのくらいいるかというと、現実的にはとても少ないと感じます。

なぜならば、何か詳細な事例をもとに分かり易く解説されているのではなく、逆に、抽象度が高すぎるからです。

抽象度が高いということは、逆に言えば、極めて多くの人やケースにおいても活用できるということでもあります。

ですので、抽象度が高いということはそれだけ活用できる手法であるのは間違いない一方で、分かりにくいため、残念ながら、すぐに多くの方から絶賛されることはありません。

今回の岩田先生からのシェアをお聞きして私が青ざめたのはそのような理由があってのことでした。

会員さんの中にはハイ・レベルの方が多いものですで、恐らくこの価値をお分かりになる方は少なくないとは想像しています。

一方で、このような意味が分からないものを広報しないでくださいという声も出てしまうのではないかと心配した次第です。

それでも、こうして、広報させて頂いているのは、やっぱり、この価値をご理解頂きたいからです。

アイデア発想の本質がここにありますので、ぜひ、しっかりとお聞き頂けたら嬉しく思っています!

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