この機会に「在宅勤務」の導入をしたいが、質問・疑問がおありの方へ
一般社団法人シェア・ブレイン・ビジネス・スクール代表の中山です。
新型コロナウィルスの対策の影響で、セミナーやイベントが中止になったり、来店数が急減したりと…、起業家・経営者の方々も大きな影響を受けている人も多いかと想像しています。
なんとか、特にこの2週間の正念場を乗り切って、沈静化に向かうことを願うばかりですね。
そのような中で、大企業を含め、在宅勤務を推奨していく動きが見られるのは、これから先の新しい時代を創っていく上では、とても喜ばしいことだと考えています。
当社が、在宅勤務を導入したのは、今から12年以上前の2007年のことでした。
その当時は、「在宅ワーク」といった言葉は存在していながらも、一部の内職的な仕事をするようなイメージの方が強かったと思います。
ところが、実際、当社で在宅勤務で働いてくれているスタッフの中でも中核的な50名のスタッフがしてくれていることは、全くそのようなものではありません。
日々のブログやfacebookを通じた情報発信、新規の営業活動、商談、カスタマーサポート、また、財務や人事といった、通常であれば出社して行うような業務全てを、在宅勤務で行っています。
ですので、ありがたいことに、今回のコロナの騒動がありながらも、特別大きく困ることなく、日々の仕事を進めてくれているなということは、ありがたいことだと思っています。
もちろん、3月より、子供の学校が休校になることによって、普段以上に大変になることがあるのも確かです。
実際、たった今、私も在宅勤務中ですが、子供をみながら仕事をしています。
それでも、フルタイム勤務のみの会社さんと比べたら、働く方の不安要素は、桁違いに小さいのではないかとも感じているところですね。
在宅勤務の落とし穴…
こうした、12年間の経験に価値を感じ、ネット記事の寄稿依頼が増えてきました。
実際、昨年は、ダイヤモンドオンラインや、THE21等からも、記事の執筆依頼を頂き、Yahooニュースでは、
「全社員を在宅にしてしまった社長が語る在宅勤務・成功のコツ」
というテーマで、採り上げられたりしました。
また、在宅勤務導入のコンサルティングのご依頼を頂くことも増えてきています。
直近ですと、大手シンクタンクの役員の方よりも、どのような手順で、在宅勤務を導入していったら良いのか、といった相談にもお答えしていたりします。
そうしたご相談を頂く中では、
在宅勤務の落とし穴の存在があまり知られていないこと…
に、ひしひしと気づかされます…。
その落とし中とは、単にフルタイム勤務で普段仕事をしているスタッフの方が、TV会議のシステムを含めて、在宅で仕事ができる環境を整えてあげれば良いと考えがちであるという点です。
システムやセキュリティについてのご相談も多いもののです。
もちろん、そうした、システムやセキュリティは非常に重要です。
ただ、どんなにそうして仕組みをしっかりとしたものにしたとしても、いざ在宅勤務を導入してみると、働くスタッフのパフォーマンス、生産性が低下したりするというのは、珍しいことではありません…。
在宅勤務になった途端、急にモチベーションが下がるというケースも少なくないのです。
在宅勤務に向いていない人?!
オフィス勤務と、在宅勤務の一番の違いは、
目の前に一緒に仕事をしている仲間がいるかどうか?
です。
人に見られているからがんばるのだとは心底思っていなかったとしても、目の前に一緒にがんばる仲間がいるというだけで、楽しく元気になって仕事を頑張ろうと思う人は、結構います。
ところが、それが、在宅勤務が始まり、毎日、在宅で一人で…となった途端、寂しくなり、モチベーションが落ちてしまうということがあるのです。
当社にも、過去、そのようなスタッフがいたことがありますが、素晴らしい能力を持っていながらも、この在宅勤務という環境の中では、そのスタッフの本来持っている力を発揮してもらうことができずに、残念な思いをしたことがありました…。
在宅勤務にはリテラシーが求められる!
また、オフィス勤務では、自分の仕事をしている様子が自然に周囲に伝わるので、特に、日常的な細かい報告などしなくても、済んでしまうことも多々あります。
それが、在宅勤務だと、自分の仕事の様子は自ら積極的に報告していこうという具体的な努力をしない限り、周囲に伝わることはありません。
「まだ、お願いした仕事終わっていないのか!
一体、どうなってるんだ!」
というように、仕事の依頼者が不安になることは、とても多いもの…。
では、仕事が進んでいないかというと本当は終わっているのに、単に報告していなかっただけということがあります。
本当はその仕事が終わっているのに、担当したスタッフが、
「一体、どうなってるんだ!」
などと言われたら、たまったものではないでしょう。
それで、モチベーションを下げてしまうことは、良くあります。
では、これは、依頼者が悪いのかというと、そうでもなく、報告していなかったことが、こうしたことにつながることにもなるのです。
つまり、在宅勤務をする場合には、システムやセキュリティも重要ですが、実は、こうした、
在宅勤務において求められるコミュニケーション能力
というものがあったりするのです。
<参考> THE21への寄稿記事
https://sbbs.or.jp/23ah
在宅勤務導入に関して質問・疑問がおありの方へ
他にももっとあるのですが、今現時点のコロナでの騒動がある中で、こうして当社で12年間蓄積してきたノウハウをもとに、社会貢献できたらとも考えているところです。
そこで、在宅勤務の導入についてのご相談、コンサルティングは、通常は初回から有料とさせて頂いているのですが、なんらかの形で、一度、無料サポートをさせて頂くような機会を設けられたらなとも考えているところです。
対象は、次のような方々を想定しています。
- 既に勤務されているスタッフを、在宅勤務という体制にシフトしていかれたい方
- そうした方へのリテラシー向上のための教育方法にご関心がおありの方
- 在宅勤務のリテラシーとは、どのようなものかを知りたい方
- 具体的に使用する、TV会議システムや、情報共有ツールとして、どのように活用しているのかを知りたい方
- 在宅勤務に向いたスタッフを新規に採用していかれたい方
- 在宅秘書関連サービスの導入をご検討されている方
などなど…。
無料相談にご興味がおありの方は、まずは、下記のフォームを通じてどのような点をご相談されたいのかについて、記入頂けませんでしょうか。
ご相談内容をもとに、社内で検討の上、後日、オンライン無料相談会(Zoom)の日程を決めた上で、ご返答させて頂けたらと考えています。
●在宅勤務導入についてのお問い合わせ(無料)
https://sbbs.or.jp/3rxt
この機会に、在宅勤務の導入を推進される方々のお力になれたとしたら嬉しい限りです!