お金にならないもの?お金で買えないもの?
こんにちは!
SBBS川崎です。
季節の移り変わり、本当に早いですね。
今年はうちの子供が義務教育を卒業するのでことさらばたばたと毎日がすぎていきます。
なんとか、「これをやった!」という実感がほしいものです。
卒業なので、学校で謝恩会の打ち合わせなどすることもふえたのですが、同級生のお母さんのひとりが「仕事をまたはじめたいけどなかなか希望する仕事に受からない」といっていました。
前職に関連の仕事に応募したのですが、ブランクがネックになって試験も難しかったそうで。
「なんだか自信なくしちゃったなぁ、私何もできないなー」とため息をついていました。
でも、そのお母さんは私からみれば子供の教育やフォローに熱心で、周囲の人にも気遣いを忘れず、こまやかな機転もきく、素晴らしい人なのでした。
とても心地よい空間を作り出すことに長けている方なのです。
でも、そのすばらしさ、現段階では「お金にならない」ようです。。
たとえば私がそのすばらしさを「買いたい!」と思っても無理ですが、そう考えると、意外と、
「お金にならないもの」
「お金で買えないもの」
って相関関係がありそうですね。
スタッフのお仕事を見ながらオンラインでコミュニケーションをとるのですが、ふと一般的に「お金で買えないもの」が「お金になっている」なぁと思いました。
クライアント様の嬉しいこと、大変なこと、色々な状況に一言コメント。
受講生の方がどんなふうにしたら安心してくれるのか配慮したメール。
同僚のスタッフのお子さんの体調やイベント。
在宅秘書検定などで学ぶ内容もありますが、基本の前提として弊社には
「関わる周囲への関心、配慮」が随所で見られるのです。
安心、喜び、感動といった気持ちはスタッフの仕事へのモチベーションとなり、クライアント様からはご信頼をいただき、自然といただくお仕事も増えていきます。
弊社の場合には、「お金で買えない大切で暖かいもの」が社内外をふくめた仕事の基盤になっているのでした。
ビジネスライク、などという言葉もありますが、それとはだいぶ対極にあるような一生懸命な各自のお仕事を見るたびに感動してしまいます。
最終的に人が動くのはその「気持ち」が根拠であることが多いように感じています。
人が動けば、色々な需要が生まれますね。
令和の時代は「気持ち」「心」がことのほか大切にされる時代なように思います。
冒頭のお母さんの素晴らしいスキル、どうしたらうまく適材適所に結びつくのかな?などとつい考えてしまうのも職業病ですね。
今日も、「気持ちが動く」「感動する」ようなお仕事にであえるよう、頑張りたいと思います!