起業家・経営者はそもそもが、通常の会社員の方とは桁違いのエネルギーを持っているものです。
そうでないと、これだけの恐ろしいリスクを負うことなどできません。
倒産すれば、何千万、何億、それ以上の借金を抱えることなど、全く珍しいことではありません。
しかも、そうして倒産して、自分の収入がゼロになったとしても、毎月、半端ではないほどの借金を返済していくことになります。
一体、なぜ、それほどのリスクを犯すのでしょうか？
客観的に判断すれば、独立起業などしなければ良いのにと思うほどです。
が、それでもするのは、それ相応のエネルギーを持っているからだと考えられます。
何も死の危険を冒してまで、「あえてわざわざエベレストに登りにいかなくてもいいのに！」と感じることに似ていたりするでしょうか。
ただ、こうしたリスクを背負って活動しているからこそ、そこで生き抜くための能力が、半端ではないほど高まるのも間違いありません。
そして、そうした成長を実感することがかけがえのない喜びになり、もっと頑張ろうと思われている方も多いと思います。
こうした、さらに上を上をと目指す思いは、起業家・経営者のパフォーマンスをどんどん高めていきます。
例えば、普通の人が50ページの文章を書くのに1週間かかるとします。
が、経験値を積んでパフォーマンスが高まると、例えば、1日で書けるようになったりもします。
こうした経験値を積んでいくと、起業家・経営者に関わらず、人は、どうしたらパフォーマンスをさらに高められるかということに興味・関心が向いていきます。
上記の執筆の場合だと、最初は、文章執筆能力をどう高めるか、という点にだけ目が向くものかもしれません。
が、それを究極に追求された方ですと、執筆のパフォーマンスを更に高めるために、執筆を超えたところにある、執筆に影響を与える別の環境要因に目を向けていくことが多いものです。
例えば、私がしてきたことで言いますと、さらに良い文章にするために、心地良いホテルに3日間こもるといった、執筆の「場所」を変えるということ。
心地が良いですので、仕事がはかどるというものもありますが、執筆のためにホテル代をかけているのだから、それ以上の価値を生まないと損をするという気持ちが、良い文章を生み出すということを経験してきました。
また、執筆前に「運動」をするということ。
最近は話題にしていませんでしたが、数年前からお伝えしてきた「スロージョギング」は、脳のスイッチをオフの状態から「オン」に変える、極めて効果的な手段です。
それ以外には、「呼吸法」も大切にしています。
より、右脳の力も借り、さらには、俯瞰した視点に立つために、高校生の頃から私の方で丹田呼吸を行ってきました。
呼吸法を変えるだけで、集中力が変わり、短時間でより多くの結果を出すことができます。
さらには、「映画」。
映画を観るのは娯楽のためだけではなく、そこに流れている脚本やコンテキストから文章やパワポスライドの流れを考える上でのヒントを得るためです。
全く同じことを伝えるにしても、何を最初に書いて、何を後にするかで伝わり方が変わります。
そこで、隣のディスプレイに、映画を流しながら、執筆することもあります。
以上、私の例にすぎませんが、1つの執筆をする場合であっても、ライティングの技術を超えた、執筆の「場所」、執筆の前の運動、呼吸法、参考になるコンテキストの「映画」のように、パフォーマンスを高めるための工夫をたくさん行うことができます。
それ以外にパフォーマンスに影響を与えるもととして、ざっと思いつくものをあげるとすると…
- 「睡眠」
- 「祈り」（世界中の人の幸せを願う）
- 「食事」
- 「セルフイメージ」
- 「身近な大切な人との人間関係」（ケンカしていたりすると、ずっと気になる…）
というように、たくさんありますね。
同じ文章を書くにしても、ライティングの能力以外に、こうしたパフォーマンスに影響を与える要素がたくさんあることに気づくものです。
では、こうしたパフォーマンスに影響を与える要素の中で、最も重要なものは、一体何なのでしょうか？！
ちなみに、私は個人的には、「祈り」、「運動」、「呼吸法」、「人間関係」、「映画」あたりが、重要かなと考えてきたところです。
そのような中で、つい先日、450名の世界的成功者に対してインタビューをし、パフォーマンスに最も影響を与える要素は何かについて、体系的にまとめた結果に出会いました。
その結果の中には、私が大切にしてきたことも入っていましたが、重要とされる順番等は、全く異なるものでした。
そして、上位ベスト10は何かということも、明確に記されています。
では、そのパフォーマンスに影響を与えるベスト10の要素とは一体何なのでしょうか？
それについては、今回のマンスリー・イノベーション会議の中で、解説しました！
その動画・テキスト等は、以下をご参照頂けたらと思います。
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