ビジネスは生まれる基となったアイデアより大きく成長することはない

※第94回 定例講義(中上級編)

2019年08月29日(木)【定例講義 中上級編】 投稿者名:代表 中山史貴  【記事投稿者一覧→】

 
勉強されている方であれば、このテーマは、マイケル・E・ガーバーの言葉からとられていることが、すぐに分かったかもしれませんね。

ガーバーは、能力モデルの限界を越えていくための仕組みづくりを重要視している方で、具体的な内容は『はじめの一歩を踏み出そう』などで、解説されています。

私自身は、そのガーバーの考え方に基づいて、「ビジネスモデル・デザイナー®」という職業をつくり、今、素晴らしい120名以上のBMDの皆さんとの出会いを得ることができました。(感謝)

起業家10万人の創出というビジョンを実現するためには、1万人のBMDの方々との出会いが必要であるという試算もしており、その具体化のために、今年末から来年にかけて、サービスの大幅リニューアルも予定しているところです。

また、同様に、ガーバーの考え方にも基づいて、この春からは、在宅秘書サービス、シェア秘書サービスのパートナー加盟店のネットワークを構築し、今、13社(20名)の方々に、事業ノウハウを共有しています。

言えることは、ガーバーの教えは、小さくこじんまりとおさまってしまうような活動の次元を桁を大きく引き上げていく上で、とても価値あるものが多いということです。

そして、その桁はどのくらい上げていくものかというと、ガーバーは1万倍と言っています。つまり1桁2桁ではなく、5桁上げようというのです。

そのようなことを聞いてしまうと、いやいや、自分はまだまだ個人事業のレベルだし、そんな大きなことを考えるよりも、まずは生計を立てられるようになることが先決だよ、と思う人も多いかもしれません。

では、その思われた方は、改めて上記のタイトルをもう一度、ご覧いただけませんでしょうか。

ビジネスは生まれる基となったアイデアより大きく成長することはない

そうです!
もし、生計を立てられるようにするということを描いて、そのためにがんばるとしたら、それ以上の状態には決してなることができず、一生、個人事業レベルで終わってしまうということになります…。

もちろん、売上や規模を1万倍にすることだけが全てではないと私も考えています。
品質を1万倍にする等というものでも良いわけです。

言えることは、最初にどこまでのことをするかを決めておくことが重要で、これが成長の上限を決めてしまうのではないかということなのです。

なんだか、怖い話ですね…。

こうした点に関して落とし穴に陥らないようにするためにも、具体的にどうしたら良いかについて、今回の定例講義(中上級編)の中で解説しました。

早くも年末に近づいていますので、来年以降にどんなことを目指していくのかを考えるきっかけとしても参考になりましたら嬉しい限りです。

その音声、テキストは、以下をご参照頂けたらと思います。

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