レスポンス広告を出し売上アップにこだわる起業家 vs. 広告を通して社会を変革する起業家

※第81回 定例講義(中上級編)

2018年08月01日(水)【定例講義 中上級編】  【記事投稿者一覧→】

 
「レスポンス広告」とは、昨年のアワード、一昨年のシンポジウムとお世話になった神田昌典さんが、「イメージ広告」の対極の概念として広められた考え方ですね。

「イメージ広告」とは、主に大企業が売っている広告であり、その広告を出した結果として、どういった売上につながるのかが計測がしにくいものです。

中小企業の場合、そのようなものにお金を使うわけにはいかず、代わりに、何円の広告を出すと、何円の売上、利益になって帰ってくるのかという計測をしていくことが重要で、そのために「レスポンス広告」、つまり、資料請求等の反応を獲得することを目的にした広告を出すべきだという考え方となります。

それは、私も独立して以来、ずっと守ってきたことでありますし、上手くいっている起業家の大半は、そういった広告を継続的に活用しているものです。

ビジネスとは投資であり、集客もお金を投資することで行うのが、ビジネスの基本原則と言えます。

そうした投資を行わないと、ビジネスは必ず右肩下がりになり、じり貧に陥るものです。
(ちなみに、パートナー代理店に支払う紹介料も、集客への投資と言えます。)

SNSを上手く使って集客できてたり、口コミ紹介で顧客が集まるので、広告費はかけないという人もいるかもしれません。

が、その方が、集客に投資をしたら、さらにもっと集客が上手くいくわけで、無料でも集まるから、集客には投資をしなくて良いということにはなりません。

重要なことは、そうした集客への投資を行うことが、ビジネスの寿命を延ばし、より長く続くビジネスモデルの構築につながります。(集客の仕組み化も、ビジネスモデルの重要な一部です。)

それを行っておかないと、狭い範囲にまでしか宣伝が行われず、そのマーケットが枯渇したとき、ビジネスが終わりに向かうことになりかねませんので、注意が必要です…。

いずれにしても、こうした集客への投資を行う上では、レスポンス広告の活用はかかせません。

その重要性を理解している起業家が多いため、まさにそのレスポンス広告の考え方を中小企業に広めた神田昌典さんのことを、自分の救世主であったと崇める方が多い理由だろうとも想像しているところです!

ただ、それで本当に良いのでしょうか、というのが、今回の講義のテーマです。

果たして、そうして売上につながる広告をたくさん出して集客に成功し、どんどん会社の売上を高めていくだけで良いのでしょうか?!

それで、いいんですよ、と答える起業家も非常に多いだろうと思います。

私も、シェア・ブレイン・ビジネス・スクールを設立する前でしたら、きっと、それでいいと答えていたことでしょう。

逆に、そのような問いかけを聞いて、ドキッとした方は、より真理に向けて舵取りをされようとしている方なのかもしれないと思っています。

先日、私の経営活動について、日々、助言をくださっている大先生より、先日、次のような言葉を頂きました。

真のビジネスは単にものが売れて、お金を儲けるということではありませんよね。

先ほど、ドキッとした方は、これを読まれて、確かにそうだと思われることでしょう。

では、真のビジネスとは、そういったことではなく、一体、何をすることなのでしょうか?!

これは、起業家にとっても、かなりハイレベルな問いかけだと言えるのは確かです。

が、あくまで、中上級編ということで、1ヶ月前の美意識に続き、上の次元の目指す上で、お力になれたらと思いまして、今回の定例講義(中上級編)の中で解説しました。

起業家としての売上の上げ方ではなく、起業家としてのあり方、生き方、生き様についてしっかりと検討し、今後、その次元のパートナーと出会った時に、上手くすっと関係を自然に深められるようになったら良いなと願っています!

その音声、テキストは、以下をご参照頂けたらと思います。

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