何もしなくても来年の1億の売上が確定している社長 vs. 来年の1億のためにゼロから営業に動き回る社長

※第71回 定例講義(中上級編)

2017年10月02日(月)【定例講義 中上級編】  【記事投稿者一覧→】

先日、出版1周年記念講演会として、

「2018年に成功しやすい起業分野・新規事業分野とは?!」

というテーマでお話しました。

10月中に、このテーマでお話したのは全3回となりますが、各回とも、「あ~、なるほど!!」という感想が絶えず聞かれる内容で、ほぼ完成形に近づいてきました。

この方法を使うと、短期間のうちに数千万円、1億という単位の売上をいつでもあげられてしまいます!

この方法を使うと、一瞬にして億単位の売上を上げることができるわけですが、ただ、残念ながら、その状態が翌年も続くかというと、必ずしもそうとは言えません…。

売上を一気にあげることと、長く続けることは全くの別ものです。

長く続けるために必要なものが、まさにビジネスモデルであり、収益モデルです。

一見したところ、全く同じように見えるようなサービスでも、収益モデルを構築するための方法はいくつもあるものです。

その設計の仕方を間違うと、最初は一気に1億をあげることができたとしても、翌年は、全くゼロから同じような努力をしないといけない…ということになってしまいます。

当社のクライアントさんの中には、年商1億を超えている方は、比較的たくさんいらっしゃいます。

その中でも、来年の1億をあげるために常に新規の営業の努力を続けている方もいれば、もう現時点で、来年1億があがることがほぼ確定している人もいます。

当然、後者の方が、心理的な負担は少なく、腰を落ち着けて、じっくりと次のステージに向けての戦略の検討がしやすいのは言うまでもありません。

そのような仕組みがどの程度までできているかを診断するためには、次の2つの質問を問いかけてみるのが効果的です。

  • 質問1
    もし、来年1年間、新規獲得のための集客や営業活動を一切やらなかった場合、来年の売上は、今年の何割程度になるでしょうか?
  • 質問2
    もし、来年1年間、あなたが100%完全に仕事をやめたとしたら、来年の売上は、今年の何割程度になるでしょうか?

1つ目の問いによって、あなたの収益モデルの中でも、ストックビジネス的な比率がどの程度かが分かります。

また、2つ目の問いによって、あなた自身が収益活動にからんでいる要素がどの程度かが分かってきます。

私が2003年末に独立した際に、決めたことがあります。

それは、ストックビジネス化できない事業分野には参入しないということです。

ストックビジネスとは、定義は様々ですが、簡単に言ってしまえば、毎月、もしくは、毎年のように、定期的に課金がなされるモデルです。

在宅秘書サービスは、実際は人材紹介業ではないのですが(厚生労働省もそれは認めてくれています)在宅秘書を採用代行する対価としてフィーを頂くモデルですので、常に採用代行のサービスを続けない限り売上はたちませんので、ストックビジネスではありません。

それでも、なぜ参入したのかというと、業界の常識を完全にくつがえして、ストック型の新しいキャッシュポイントを見付けることができたからです。(もちろん、7種類22分類の型を活用して発見したものです!)

これに限らず、これまで立ち上げてきた全ての事業が、ストックビジネスです。

お陰様で、来年度の年商も、ほぼ、どの程度になるのかが今からでも完全に予測がつきます。

それをベースにして、さらにどんな成長戦略のための投資をしていくのかという戦略検討を今、始めているところです。

今回の定例講義(中上級編)では、具体的な当社の現状の数字にも触れた上で、そのようなストック型のビジネスモデルをどのようにして構築していくのかについて解説をしました。

そのテキストや音声は以下をご覧いただけたらと思います。

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