マネジメントにおいて、ティーチングを行う前にすべきもっと重要なこととは?!

優れたスタッフのやる気を失わせないために ※第39回 定例講義(中上級編) 

2015年02月02日(月)【定例講義 中上級編】  【記事投稿者一覧→】

ティーチングと言うと、コーチングの対極の言葉として活用される言葉かと思います。

コーチングとは、基礎的なレベルを修得したプロフェッショナルな域に到達した人に対して、自身で気付き考える力をより発揮できるようなサポートをするための手法だと考えています。

一方で、ティーチングとは、その域に到達していない人に対して、プロになるために必要な基礎知識を伝えていくためのもので、必須のものであると私も長いこと考えてきました。

しかし、ずっとお伝えしてきています通り、コミュニケーションにおいては「作用・反作用の法則」が働くものです。

ですので、例えばスタッフにティーチングをして、「~するようにしてください」などと伝えたとすると、それは、指示・命令にあたるわけですから、その反作用が気になります。

してくださいとお願いすれば、スタッフの方でも、その意味を論理的に理解することができていたとしても、潜在意識下では、

    「そんなこと言われなくったって、分かるよ。
     やろうと思っていたけれど、~という理由があるから、できなかったんだよ!」

などという反発心が生まれる可能性があります。

もちろん、大人のスタッフでれば、そういう気持ちを殺して、

    「了解いたしました。すぐに実施いたします。」

などと回答するかもしれません。

とは言え、そのような自分の気持ちを殺して我慢したようなことというのは、潜在意識下に蓄積されていきます。

最初は良くても、それが臨界点に達したとき、どうなってしまうかということについては、この7年、大切なスタッフの離職ということを通じて、肌で実感してきた次第です…。

一方で、ティーチングをしなかったとしたら、そのスタッフの業務品質はすぐに高まるようなことはないということも確実であり、会社として損失を被ることになっていしまいます。

そのようなとき、一体、どうしたら良いのでしょうか?!

ティーチングをすることは確かに必要であり、分からないのであれば、しっかりと伝えていくとが重要です。

ただ、そのティーチングをする前に行うべき大切なことがあるのに、それを跳ばして、ティーチングをしてしまうため、作用・反作用の法則に基づく反発心を与えてしまうことになるのです。

では、そのティーチングをする前に行う前にすべき大切なこととは何なのでしょうか?!

2月の定例講義(中上級編)では、まさにその方法について解説をいたしました!

音声とテキストは以下をご参照頂けたらと思います。

 

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