今回の定例講義では、「あなたの1年後の目標は、本当の目標か?!仕事以前に人生のビジョンを描くことで、あなたの真の目標を手にする方法」をテーマに解説を行いました。
この年始には、2019年の目標を定めた方も多いことでしょう。
私の目標は、シェア秘書サービスの場合には、
「シェア秘書サービスの加盟店認定講座受講10社、稼働開始5社、離陸2社」
が、目標です。
一方で、ビジネスモデル・デザイナーや起業支援活動においては、次のような目標を掲げています。
「BMD認定講座 全てを全脳型にリニューアル認定講師20名が新講座を開講」
では、この目標は、私にとって最適なものだと言えるのでしょうか?!
言えることは、これだけの情報では判断できないということです。
これを達成すると、何が良いのかが分かりません。
この目標を達成した結果、将来、事業にとってどういう良いことが起こるのかが分かりません。
仮に今年の目標を達成しても、翌年が良い年になるかどうかが分かりません。
逆に言えば、翌年を良い年にするための目標を今年定める必要があり、そのためには、翌年2020年に何を目指すのかが分かった上で、その後に、2019年末の目標を定める必要があるということです。
つまり、起業活動を通して、何年後に何を実現したいのかということを先にしっかりと定めた上で、それを実現するためには、今年2019年末までに何を達成するかを定めていくことが重要になってくるわけです。
こんなこと、当たり前だと思われるかもしれません。
が、これが思いのほか実践できないものではないでしょうか?!(汗)
ちなみに、私の方では、2025年に10万人の起業家育成、10万人の在宅秘書の雇用を創出するためにはどうしたら良いのかというビジョンが先にあり、それをもとにした上で、2019年末には何が必要なのかという逆算をしているところです。
今年2019年末の目標が達成したら、着実に事業を通して実現したいことが形になるということになり、そういう観点から言うと、上記の目標は打倒なものだと言えることになってきますね。
では、一方でですが、そのビジョンが実現したら、私の人生は豊かで幸せで充実したものになるのでしょうか?
死ぬときに、ああ、本当に良かったなと思えるのでしょうか?
現実問題としては、経営目標の達成を何よりも重視し、そのために全てを注いだ結果、家族がほったらかしになり、奥さんや旦那さん等の家族との関係が悪化するということは決して珍しいことではありません。
そうした結果、愛人をつくることにもなったりし、ますます家族関係が悪化し、表向きは派手で、その人生をうらやましがられるように見えたりすることもありますが、実際のところは、何をやっても心が満たされず、最後は1人で死んでいくという方もいるものです。
事業がどんなに上手くいったところでも、家族も含めた人生が悲惨なものとなることは珍しくなく、「こんなはずではなかった…」という思いで死んでいくこともあるということを想定しておかなければならないということになりますね…。
つまり、起業・経営における目標や経営計画以前に、人生の目標、人生計画をしっかりと考えておかないと、自分が立てた事業の目標や計画が正しいかどうかが分からないということにもなってくるわけです。
私自身の方では、経営計画の前に、人生の計画表があり、そこには両親、奥さん、子供も含めた家族はもちろんのこと、事業以外の個人や健康についての計画を毎年まとめています。(『7つの習慣』が出た頃からやってきたものです。)
こうした人生計画がないと、私の場合でしたら、家事・育児などをしたら時間の無駄だから、それをアウトソースして、自分は事業に専念しよう等という考えになってしまうことでしょう。
実際のところは、人生計画があるからこそ、そんなことをしたら妻との関係は悪化することが間違いないことが分かっているわけで(笑)、それを防ぐために、毎日6〜8時間の主夫業を行うことが大切だという、判断をしてきたわけですね!
経営者が家事・育児に時間をかけることは、合理的なことではありません。
しかし、それは事業だけしか見ていない場合の話にすぎず、人生という面からみたら、そうした家事・育児をすることは、充実した人生を送るための大切な「投資」という位置付けになるわけです。
さあ、以上のような観点をもとにして、あなたご自身の2019年の目標をもう一度、ご覧になってみるといかがでしょうか?!
その目標は、あなたの真の目標だと言えるでしょうか?!
恐らく、そうではないということに、危機意識をお感じの方も増えてきていると想像しています。
では、すぐに人生計画をつくるかというと、普通は、重要なことは分かったけれど、目の前の現実に追われて、気がつくと、2019年の終わりを迎えてしまうものではないかと思います。
そして、そのような状態が、何十年も続いてしまうものかもしれません…。(涙)
それを防ぐためには、どうしたら良いのでしょうか?
まず言えることは、人生計画というものが、どれだけ大切なのかということを、真の意味で理解することが重要ではないかと考えているところです。
上記では、人生計画の重要性を、論理的に説明したにすぎません。
つまり、現時点では、頭で分かった方が多いと思います。
ところが、頭で分かっただけでは、行動できない方が大半です。
そこで、今回の定例講義ではその重要性を、頭というレベルではなく、感情レベルも含めてご理解頂く時間にしてみました。
神田昌典さんがずっと長いこと言ってこられた通り、私達は、論理的に判断して行動をするわけではありません。
まずは、感情が先にあって、感情が動いたときに行動が変わるわけです。
現在、当社役員である酒井が、前田先生の協会ビジネスを含めた人生の集大成と言える「一般社団法人ベストライフアカデミー」の講座を受講し、まさに人生計画をもとにして経営計画にまで落とし込むための講座の開催権を取得しようとしているところです。
その前身となる3日間の講座には、私も参加し、そのときも、ものすごい効果を実感したのですが、酒井からの報告を受けた印象としては、桁違いのバージョンアップをしていることを実感しています。
そこで、定例講義の中でその講座の入口となる部分の内容について、約2時間ほどで、酒井に解説やワークをしてもらいました。
もちろん、人生計画を立てようと思うと10時間〜20時間とかかるものですから、2時間程度の講義でできることには限りがあります。
が、上述した通り、人生計画がどれだけ重要かという点を感情レベルで理解する時間になったのではないかと感じています!
そして、その上で、もう一度、2019年の目標は妥当かを考え直し、しっかりと2019年の計画を感情レベルにも目を向けて、再構築していただき、
あなたの今年をさらに充実した年にする上で、ご活用頂けたら嬉しいですね!!
その音声、動画は、以下をご参照頂けたらと思います。
※以下の内容は、当スクールに入学されている方だけがご覧頂けます。
入学を検討される方は、まずは、こちらのページを通じて無料登録をお願いできませんでしょうか? 無料申込者限定のメルマガにて、今後のご案内をさせて頂きます。
以下で「新規ユーザー登録」してIDを作成されても、動画やテキスト等の閲覧は難しい状況でありますことを、ご理解頂けますと幸いです。