ゴールデン・ウィークはどのようにお過ごしでしたでしょうか？
私の方では、この休みを利用して、新しいパソコンの設定をしようかなと考えていました。
そのような矢先、昨晩、突然、キーボードがおかしくなったようで、数字の「5」「7」「=」「-」の４つのみが、いくら押しても使えなくなってしまいました…。
それ以外のキーは動作しますので、明らかに故障ですね。
あと少しで新PCの設定が完了するというタイミングだったので安心ですが、こうしてたった４つのキーが使えなくなるだけでも、とんでもない不自由を強いられるものだと実感しています…。
今、あえて、その故障したパソコンでこの文章を書いているのですが、「キー」という文字を今、打つためには別のところに記載のある「ー」をコピーしてペーストする必要があります。（汗）
こんな手間をかけるだけでも、あたかも自分の手足の一部をもぎとられたような気持ちになるものですね。
これは、経営に例えていうならば、大切なスタッフが突然、辞めてしまうようなイメージに近いかもしれません。
それまで、毎日、力を貸してくれていたスタッフがたった１人でもいなくなってしまったとしたら、それはそれは大変なことです…。
スタッフを採用していない方であっても日頃取引をしている外注先が突然、倒産したり、消えてしまっていて、仕事の発注ができなくなってしまうような場合も似たようなことかと思います。
このように私達は既に持っている「キー」を失ったときには、想像以上の痛みを感じるものです。
しかし、本当は存在していて、使ったらとても便利な「キー」であるにも関わらず、全くそれを活用していないということを知ったとしても、それほど大きな痛みを感じないのです。
例えば、「Ctrlキー＋○○キー」といった組み合わせによるショートカットキーは多数ありますが、使い倒している人は少ないのではないでしょうか。
例えば、これを今私が書いているときには下記ながら文章を整える際に、当然カーソルキー移動させる必要があります。
その際にマウスを触ったりすると、キーボードから手が離れますので、その物理的動作により、執筆のスピードが結構、遅れるものです。
一方で私の方では、「Ctrl+P」でカーソルを上に移動させ、「Ctrl＋N」でカーソルを下に移動させるとすることで、それだけでも大幅な時間短縮につながっています。
一見したところ、ほんの少しの動作の違いになりますが、長文を書く際にはこれだけで数割の時間の短縮につながります。
このようなことを聞かれても、なるほどと考えて、自身として工夫できるショートカットキーは何かを導入する人はとても少ないのが、私達人間の傾向なのかもしれません。
つまり、既に持っていた「キー」を失ったときには、それを取り戻そうとする一方で、使っていない便利な「キー」は使おうとしない傾向にもあるわけです。
そして、だからこそ、このような私達の原理を知っておきさせすれば、よし、呪縛から逃れて使っていなかった便利な「キー」を使おう、という気持ちを引き出すこともできるようになるかもしれませんね！
そのような中で、私達が持っているのに使っていない代表的な便利なキーに「集客」に関するものがあります。
集客には原則があります。
それは、集客とは広告を出して行うものだということです。
広告ではなくても、パートナー代理店に支払う報酬も広告費に相当しますので、広告を出したのと同等と見なして問題ありません。
重要なのは、集客とは、お金をかけて行うものであり、集客とは投資であるということです。
この「キー」については皆、知識としては知っていて、誰もが、その「キー」を持っています。
しかし、その便利な「キー」を押す人は非常に少ないのが実状です…。
現時点で使っていない「キー」とは、これからも使わなくても、なんの痛みも感じません。
だから、今後もその「キー」を使わないという選択をずっと続けてしまうのです。
一方で、現時点で集客に関するその「キー」を既に使っている人もいます。
そして、それらの方々が、なんらかの事情でその「キー」が突然使えなくなったとしたらとんでもない痛みを感じることになります。
その集客に関する「キー」は、既に使っている人のキーボードにも、まだ使っていない人のキーボードにも両方とも存在します。
しかし、それに対する感じ方が、これほどまでに違うのです。
そして、この違いが、両者の起業活動が前進するスピードに対して大きな影響を与えるのは言うまでもありません。
そして、さらには、既に集客の「キー」を活用している人も、同じ集客に関する別の「キー」があることに気付き、活用できているかというと、そうでない人もたくさんいます。
それは、集客に関しての基本的なあり方の「キー」です。
その「キー」を使うと、広告費を出さなくても集客に困らないどころか、どんどんパートナーも集まってきます。
つい先日もお会いしたばかりですが、女性起業家の中にはそのような方が少なからずいらっしゃいます。
ビジネス経験がそれほど豊富でないにも関わらず短期間のうちに離陸させてしまうのです。
では、それはどんな「あり方」なのか、今回の定例講義で解説しました。
そのテキストや音声、動画は、以下をご参照頂けたらと思います。
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