今回の定例講義では、「起業家のタイムマネジメント法」をテーマに解説を行いました。
年末が近づいてくると、「もう11月になってしまったのか…」と感じられる人と、「今年も想像以上にたくさんのことができたな!」と感じる人に分かれるものです。
私は、基本的に、どうしたら後者のような過ごし方ができるかを考えてきました。
そして、独立起業してからの17年間、「今年はほとんど前に進まなかったな…」と思った年は一度もなく、かなりの苦境と出会った年であったとしても、想像を越えるほど前に進んだなと感じる年ばかりだったなと考えているところです。
そして、そのために何が必要だと考えたとき、計画はもちろんなのですが、それに加えて、日々の、時間管理、タイムマネジメントがとても大切ではないかと、改めて感じています。
ドラッガーは『経営者の条件』の第2章で、「汝の時間を知れ」というテーマで、次のようなことを書いています。
『私の観察では、成果をあげる者は、仕事からはスタートしない。
時間から出発する。計画からもスタートしない。
時間が何にとられているかを明らかにするところからスタートする。
(途中略)
次の3段階にわたるプロセスが、成果をあげるための時間管理の基本となる。
1.時間を記録する
2.時間を管理する
3.時間をひとまとめにする』
何度かシェアさせて頂いたことがあります通り、当社のスタッフが付けてくれている日報は、単に報告のためにあるだけではなく、こうしたタイムマネジメントを徹底することで、能力向上につなげていく効果も考えられたものだったりしますね!
そして、その効果がとても大きいことを分かっていますので、私自身も1分単位で、行った業務を記録しています。
実際のところ、私の役員報酬は固定給ですし、多く働いたからといって報酬が増えるわけではありませんので、記録する必要性がそもそもなかったりします。
それでも、なぜ付けているのかというと、時間を記録することで、仕事がより一層前に進むことが分かっているからです。
ただ、こうしたことを、いざ実際にやってみようと思うと、どのようなフォーマットで、どのような仕組み、ルールで記録、管理をして良いのか悩むものだと考えています。
そこで、定例講義の中で、最新の具体的な方法や、さらに時間を効果的に活用するための手法について、共有をいたしました。
その音声、動画は、以下をご参照頂けたらと思います。
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