社長の指示がなくても、スタッフが自らどんどん新しいアイデアを出し、自発的に動けるようになるための具体的ステップ

2大ピラミッド(行動のピラミッド+あり方のピラミッド)に基づく10の施策 ※第33回定例講義(中上級編)

2014年08月01日(金)【定例講義 中上級編】  【記事投稿者一覧→】

1ヶ月前の先月の講義では、

「社長のエゴをスタッフに押しつけるのをやめ、スタッフにより会社のために頑張ろうと思ってもらえる環境を創るには?スタッフに依存している社長と、スタッフを活用している社長の違い」
http://sbbs.or.jp/a/1407stiz/

というテーマでお話しました。

いわば、スタッフの、よりがんばろうという気持ちはどのようにして生まれてくるのかという内容でした。

今回は、それも踏まえまして、社長の指示や依頼がなくても、スタッフが自ら考え、自発的にアイデアを生み出していくような状態は、どのようにして実現していくのかという点を深めていきたいと考えています。

マネジメントに関する書籍に目を通すと、自発的に動く組織をつくるために理念や価値観を共有するとか、ゴールを共有して全社一丸になれるようにするとか、そのためにスタッフ一人一人とのミーティング(コーチング)の時間を大切にするとか、その他様々なことが書かれています。

確かにそれらが大切なのは言うまでもないことでしょう。

ただ、それらには2つの落とし穴があります。

1つには、上記のようなことはもちろんやりながらも、実は、それ以外の一見したころ自分でも気付かないようなことがきっかけになって、自発的に動く組織を生み出すきっかけになることが実は多いという点です。

そのような組織になるためには、企業規模や事業のステージ、競合との関係、時代背景といったいろんな要素を考えた上で、必要なことが違っていたりします。

1つ1つの変化に対応したり、日々起こるトラブルに1つ1つ向き合っていくうちに、いつのまにか、強い組織ができあがるということが珍しくありません。

ちなみに、この「1つ1つ向き合う」ということが、普通はなかなかできません。

トラブルが起こると、たいてい相手のせいにし、自分は悪くないと捉えるもので、それは「向き合う」ことができているとは言えません。

もう1つの落とし穴は、意外と離職率のことが触れられていないという点です。

このようなことをテーマにした本が書かれる場合、題材となる組織は大手企業や有名企業が大半です。

大手のように採用に力を入れている企業であっても10名採用して1年以内に5名が離職などということは意外とあったりします。

女性社員の場合、稲盛和夫氏のあの京セラであっても、離職率30%です。

正社員ではなく、パート、アルバイト的なスタッフの場合には、例えば、ディズニーランドのような超優良企業であっても50%が離職します。

そして、そうして残ったスタッフが全て素晴らしいかというと、自発的にアイデアを出して動くスタッフはその2割ということが実状であることも珍しくありません。

つまり、優良大手であっても、10名採用して5名が残り、その2割に相当する1名が、自発的に動くスタッフであったりと…。

10名採用して、やっと1人がそうかもしれないのです。

結果として、採用したうちの1割がそのようなスタッフであるわけですので、資本力を活かして大量採用すると結果として、自発的に動くスタッフの数が蓄積して、それが組織の核をなしていくことが想像されます。

このような背景があるため、書籍で解説されているような手法をそのまま使ったところで、そう簡単に上手くいくようなものではなく、だから多くの起業家が苦労しているのが実状です。

私もその一人ですので良くわかります。

一方で、そのような中でも、お陰様で、いろんな経験を積むことができ、この1年間では、今のところは当社で10名採用して、8~9名が残り、6~7名は自主的に動いてアイデアを出せるようになり、そして、マネージャーになれるスタッフが5名ほどは生まれる、というところまで到達できつつあります。

つまり、2人採用したら1人は社長の指示がなくても自発的にアイデアを出して活動できるだけではなく、後輩スタッフの育成やマネジメントまでもできてしまう状況で、今、その動きがどんどん加速しているのを実感しています。

2011年頃までは、社内のメール対応の業務をお願いするのに、5人採用しても3年かかっても1人に引き継ぐのがやっとだったり3人採用したら2人は辞めるのが当たり前の状態だったことを考えると大きな変化ですね。

では、何がそのような変化を生み出したのでしょうか?!

特に意識して具体的に自社で実行し始めて1年ちょっとという方法ではあるので、まだまだ追求が必要だとは思いますが、少しずつ、そのための方法を再現性がある方法論として、落とし込むことができるようになってきています。

その方法を解説したのが8月の定例講義(中上級編)であるわけですが、その最も原則的な考え方をここで書いておくことにしましょう。

それは、

  「社長の指示がなくてもスタッフが自らどんどん新しいアイデア
  を出し自発的に動けるようになるためにはどうしたら良いか?」

ということを考えること自体が、スタートラインとして違っているのではないかということです。

そうではなく、

  「社長の指示がなくてもスタッフが自らどんどん新しいアイデア
  を出し自発的に動けるようになる」

というのは結果にすぎません。

そうなって欲しいから、いかにしてスタッフのモチベーションをあげるか的な施策をたくさん打ちまくり、あれこれ試行錯誤する、というものではないと考えています。

スタッフが自発的に動いて欲しいというは社長のエゴである場合も多く、そのエゴをみたそうと思うと、結果として上手くいかない可能性が高くなったりもします。

自発的にスタッフが動くようにするのではなく、

 「結果として、スタッフが自発的に動いてくれるようになっていく」

のです。

「欲しい!」と思い、エゴをむき出しにしたら、かえって手に入らなくなるものです。

結婚したい、結婚したい、結婚したい!とギラギラした状態で、異性と接していれば、相手はどんどん引いていくのと一緒かもしれません。

マネジメントも全く同じで、欲しい状態を得よう得ようと頑張りまくるのではなく、「結果として、欲しいものが手に入る」のではないかと考えているのです。

だったらどうすれば良いのだよ、と、思ってしまうような、少しおかしな話に聞こえるかもしれませんが、マーケティングや営業においてはとんでもない実績をお持ちの経営者であっても、マネジメントにおいては、多くの方が悩み、一生悩み続ける方が多い分野なのだと思われます。

では、どうしたら良いのか?!という方は、以下の音声解説とテキストをご覧頂けたら嬉しく思います! 

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