代表の中山です。これまで、皆さんに最もベースとなる「自分を知る」ためのツールとしてお伝えしてきた手法は、牛澤毅一郎先生の「サイグラム」の理論であり、私の方で2008年から7年間かけてクライアントさんご支援、採用代行、自社の採用等を通じて構築してきたデータベースに基づくと、これに勝る手法は無いと考えています。
弊社の顧客データベース(セールフォース)には、お客様情報としてサイグラムという項目があるほど、重要な指標と位置付け、社内の共通言語にもなっています。
それに加えて、目的に応じて、「自分を知る」ためのツールというのは、弊社でも複数活用し、状況に応じて使い分けています。
例えば、コーチングで良く使わる手法には、人を「プロモーター」、「コントローラー」、「サポーター」、「アナライザー」という4タイプに分けて考える方法があり、チームを作ったり、結婚相手を選んだりするような場面ではとても有効です。
また、昨年の定例講義では、北端氏の著書「自分の秘密 才能を自分で見付ける方法」を引用して解説させて頂いたことがありましたが、それは幼少時に主観的に自分は不幸だと思っていたかどうかにより、起業すべき方向性が変わってしまうわけで、起業分野を意志決定する上では、とても大切な手法です。
それ以外にも「ストレングス・ファインダー」も、アントレプレナー・コーチングの頃の定例セミナーで解説したことがありますが、これも継続して私の方でも活用し続けています。
「交流分析」も、私が常に軸として置いている手法ですね。
さらには、弊社が「キャズム理論」に基づいて、独自に開発した手法で言いますと、人を、「技術者的」、「起業家的」、「管理者的」、「サラリーマン的」、「クレーマー的」という5つに分けると、組織の成長ステージに応じて求人方針を変える場合に、ものすごく有効であることも分かっています。
先月から少しずつ交流を持たせて頂くようになりました、クリス岡崎氏(クリントンやゴルバチョフのような世界的な権威の方のコーチをされていたアンソニー・ロビンス氏の通訳を長いことされていた実績のおありの方)に教えて頂いた手法には、「タレント」「プロデューサー」「マネージャー」「スポンサー」という4つに分けるとチーム作りがし易いというものもあり、現在導入中です。
このように、多くのタイプ分けの手法が存在するということは、それだけ人間というのは複雑なもので、みんな違っているものだということの現れですので、私の方ではどれか1つに依存することなく、とにかく、1つでも多くのツールを使い倒しながら、自分もそうですし、クライアントさんのことも知ろうと努力しています。
(とは言え、やっぱり、サイグラム理論は、それら全てを包括する
ベースとなるような価値観をもった手法であることに代わりはないですね!)
そのような中で、今回、小泉先生がシェアくださった手法を、定例講義のテーマにしたいと考えた理由は、まさに、
「あなたが起業すべきビジネスモデルのタイプを見極める!」
ために有効なツールであると実感したからです。
これまで、その目的を達成するための手法としては、
「小資本ビジネスモデル7種類22分類」
がありました。
ただ、それは、あくまで、小資本で起業する場合の話であり、現実的には、小資本ではなく、大資本ビジネス、つまり大手企業にお勤めになられながら活動される方が向いているという方がいらっしゃるのは事実だったりします。
私の方では、「安く仕入れて高く売る」というのは、ビジネスではないと、ドラッカーの言葉を引用しながらお伝えしてきましたけれど、でも、「安く仕入れて高く売る」スキルを才能として持っている方もいらっしゃるわけで、そうであれば、そのスキルを活かすことは悪いことではないと感じます。
そういうことも踏まえて、小資本に限らず、また、私としてのこだわりとも関係なく、その人が本来お持ちのスキルを活かした起業スタイルやビジネスモデルのタイプを見極めるきっかけになればと考え、小泉先生の手法をしっかりと解説したいと考えるに至りました。
ちなみに、その手法に基づき私(中山)が自己診断してみたところ、私は次の順番で、強みを保有しているとのことでした。
1. クリエイター(Creator)…「より良いアイデアを生み出す」
2. スター(Star)…「独自のアイデンティティー(存在価値)を確立する」
3. メカニック(Mechanic)…「既にあるシステムを壊してよりよいシステムをつくる」
私は、ルーツが技術者であり(メカニック)、自分らしさが一番活かせるのがアイデア発想支援のコンサルタントやコーチであり(クリエイター)、今はその経験をもとに、将来の日本社会のためになろうと新しいビジョンを掲げています(スター)。
今回の定例講義の説明を聞かれるとお分かりになると思いますが、この3つというのは、相当、1つのところに偏りまくっていて、逆に言うと、それ以外のものが欠乏しているということでもあります。
そういうことに気付かず、欠乏していることに気付かないと、まさにそれが「自分を知る」という状態が実現しておらず、間違った組織作りをしたり、欠乏しているスキルが原因となって繰り返し同じ問題を繰り返したりということが起こります。
それ以前に、自分が起業すべきビジネスモデルではないものを選び、必然的に失敗してしまうという事態を招くリスクがあります。
今回の定例講義では、そのあたりのことを小泉先生との対談という形でしっかりとお伝えさせて頂きました。
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