最近、少しずつ認知されつつある、世界最先端とも言える組織論に「ティール組織」というものがあります。
あまりにも、ぶっ飛びすぎた考え方をしたものですので、常識的な経営者であればあるほど、受け入れることができにくいものかもしれません。(笑)
ティール組織は、この3月にgCストーリーの西坂社長(働きがいのある会社ランキング 日本4位、女性部門1位)にそのすごさ教えて頂いたものです。
この定例講義(中上級編)では、何度もご紹介している方ですし、私の方では月に数回はお会いして、日々、学ばせて頂いています。
その西坂社長からのお話であったにも関わらず、この「ティール組織」については、そのあまりの異常さ(?)を知り、最初は、そんなの実現無理だろう…と思ったほどのものでした…。
が、理解すればするほど、無理などころか、既に自社内(社内スタッフです)では、 結構、無意識レベルで実行しているところが多いことにも気付き、本格的に導入したら、すごいことになるのではないかという実感も持ち、私自身も研究を開始することにしました。
一番、分かりやすく特徴的なところだけを切り取ってお伝えすると、「ティール組織」とは、次のようなものです。
- チームにリーダーがいない、上司もいない、組織に上下関係がない
全員が平等という意味ではなく、状況によって上に立つ人が変わる。
役割で上に立つ人が決まるのではない。
- 人事異動がない
異動させられるのではく、自分が行きたい部署に行く。
- 採用も自由
人手不足だったら、人事や上司に依頼するのではなく、自分が探して採用して良い。
ただ、チームが破綻しないようにということは、みんなで考えて判断する必要がある。
- 目標や計画は会社から与えられることがなく、自分たちで決める
以上は、一部分にすぎないのですが、分かりやすいところだけを書いてみました。
チームが1個の会社のようなイメージで、アメーバ経営にも似ているかもしれません。
が、アメーバ経営の場合には、社長から部門長に、部門長から課長に、現場にと上からの指示が降りてくる形ではないでしょうか。
一方で、ティール組織では、こういう上下関係がないのです。
こんなに好き勝手なことをみんながしたら、組織が崩壊し、成り立たなくなってしまうのではないかと懸念する人も多いかもしれません。
だからこそ、逆にですが、この組織形態において最も特徴的なことは何かというと、一人一人のスタッフを「信頼する度合い」です。
スタッフを信頼することによって、
「こういった自主的なやり方にした結果として、利己的な判断をする人、自分の都合を最優先した動きをする人が増えたら、チームが成り立たなくなってしまうので、そうならないようにという自主性が高まり、1人1人がより正しい判断に基づいて行動するのではないか?」
というのが、ティール組織の原則になるのではないかと考えています。
では、果たして、それは本当なのでしょうか?!
仮に本当だとしても、具体的にどのような組織運営の仕方をすれば良いのでしょうか?!
自社ではまだ導入前でありますが、既に導入をされているgCストーリー西坂社長には、社内SNSの作り方も含めて、具体的や方法を見せて頂きました。
また、同社の社員の方数名ともお会いして、実際にティール組織導入前と後とでは、どう変わったかについてもお聞きしてきました。(同社は、直前まで、アメーバー経営を完璧なまでに導入されていました。)
そういった内容を踏まえ、私がこれからやろうとしていることの計画、設計図に近いものも含めて、今回の定例講義(中上級編)でお話をしました。
テーマは、「上下関係も、売上目標もない???稲盛氏のアメーバ経営をさらに進化させたかのような次世代型ティール組織 その具体的導入法とは?」です。
その音声、動画は、以下をご参照頂けたらと思います。
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