忙しくてたまらな状態というものは、起業家であれば、事業が上手くいけばいくほど経験するものでしょう。
では、そのように忙しい状況が続くことは起業家にとって、良いことなのでしょうか?
それとも、良くないことなのでしょうか?
実は、忙しさにも「良くない忙しさ」と「良い忙しさ」があるのではないかと考えています。
「良くない忙しさ」とは、
一度、忙しい状況に陥ると、それが永久に続き、いつまでたっても楽になれない忙しさ
のことです。
逆に、「良い忙しさ」とは、
忙しく頑張った結果として、やがては楽になり、時間的、また、経済的にも楽になっていくための仕組みをつくるための忙しさ
です。
1人で起業し、活動している経営コンサルタントの場合、上手くいけばいくほど、忙しくなります。
頑張れば楽になれるかというと、確かに経済的には楽になれるかもしれませんが、ビジネスモデル、収益モデルに余程の工夫をしない限り頑張るから忙しくなり、時間的には益々苦しくなっていきます…。
その場合でも、経済的に楽になったから大丈夫じゃないの?!と思う方もいるかもしれませんが、時間的自由がないとクライアントの大半が卒業するようなことがあった場合、それに対応できずに苦しむことになります。
こういう忙しさは、決して好ましいものではありません。
では、この8ヶ月間、私の忙しさの一番はどこにあったのかと言うと、
人材育成
や、
著名人との信頼関係
といった、将来、時間的・経済的に楽になっていくために必要なものを手にするための活動でした。
これは、今のためではなく、将来のための「投資」とも言える活動です。
この8ヶ月間は、まさに、それに忙しかったわけです。
たった今も、相当な業務がある状況ですが、矢野経済研究所 創業者の矢野先生(私も前職では矢野経済研究所のデータは相当活用させて頂いていました^^)とメール、電話でやりとりして、安倍政権に必要なこととはとか、それに貢献するためにはSBBSとして何をすべきかといったようなディスカッションをしている状況です。^^;
正直、今、目の前のことがあまりもありすぎて、そのような大きなことには目を向けているところではないよ…というのが正直なところです。
が、これを進めると、私の方で必要な人脈があれよあれよとつながっていき、将来の事業は、ものすごく楽になっていくのは、間違いないことだったりもします。
また、もう少し現実的なことをお話しますと、この数ヶ月間、最も時間をかけたのは、ビジネスモデル・デザイナー(R)として今後、認定を受けられる先生方のご支援です。
これまで3年かかってやってきたことの規模を一気に2倍にするようなことを、この数ヶ月で行ってきました。
これは、さすがにハードです。
が、こうして力を高めてくださった先生方が、今後は、当スクールの講師・コンサルタントとして、一緒に事業を進めていくことになります。
だから、この数ヶ月間、その活動に全力投球すると、私としては、時間的にも経済的にも楽になっていくことができそうです。(感謝です!)
以上のように、頑張るほど苦しくなるモデルと頑張ると将来楽になるモデルというものが実際のところはあるわけです。
残念ながら、放っておくと、私達は、前者の、頑張るほど苦しくなる状況に陥ってしまいがちなものです。
今回の定例講義(中上級編)では、どうしたら、そこから抜け出すことができるのか、その具体的な方法について解説しました。
そのテキストや音声は、以下をご参照頂けたらと思います。
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