時間のつくり方

※第57回 定例講義(中上級編)

2016年08月01日(月)【定例講義 中上級編】  【記事投稿者一覧→】

時間という経営資源は、他の資源と異なり、全ての人に対して平等に分け与えられています。

しかし、同じ1日24時間を持ちながらも、その時間内に生み出したとは到底思えないという水準のアウトプットを生み出す人もいれば、逆に、いったい、今日1日、自分は何をしてたのだろうか…と思うようなケースも珍しくありません。

言えることは、後者のような方が、暇かというと、必ずしもそうではなかったりします。

父が脳内出血で倒れて入院し、回復の過程で少しずつリハビリを始めていたとき、母は、父のためにと思って、先生が言われてた~のリハビリもやった方が良いんじゃない、などと何度か言うのを耳にしたことがあります。

そのとき、最初は父も黙っていたのですが、何回も言われているうちに、ついに父が切れて、

 「うるさい!俺は忙しいだ!!」

と言ったのは、とても良く覚えています。(笑)

大半の時間を病院のベッドで過ごしているわけですので、忙しいことなど、客観的にみてあり得ません。

しかし、主観的には、とても忙しいと感じたのは事実だと想像しています。

私達も、毎日、具体的なアウトプットを生み出せていなかったとしても、決して、何もしていない等ということはないかと思います。

周囲から、お前、今日、何やってたんだ!と言われて、確かに何をやってたんだろうと思ったとしても、実際、何もやっていなかったわけではないと思います。

やはり、あれこれやることがあり、それなりに、主観的に見ると忙しかったのではないかと想像されます。

重要なことは、そのように具体的なアウトプットを出せなかったとしても、そうして時間だけ過ぎていくということです。

独立起業してから、さあ自分は何をしようかなという形で、起業テーマを発想するようなことをしていると、結構、そうなりがちです。

何もしていないわけではないのに、気がつくと、半年とか1年が過ぎてしまうのです。

場合によっては3年ほど過ぎてしまった例も実際にありました。

平等に与えられた同じ時間なのに、なぜ、そのようなことが起こってしまうのでしょうか?

私は、与えられた存在する時間を使って何をしようかと考えると、そのようなことに陥る可能性があるのではないかと実感しています!

具体的には、時間があるから何をしようかなと考えると、

時間があるとできること

をしようとしてしまうのです。

時間ができたから~をしようと考えると、時間がなければやらなくて良いこともやってしまったりします。

その結果、今日、何をしたのだろうという結果になりがちです。

一方で、同じ24時間で大量のアウトプットを生み出す方というのは、時間がないところからスタートします。

時間があるから何かをするのではありません。

既に、時間がないというところがスタートなのです。

時間がない中で、どうしてもやりたいことやる必要があることが出てきた。

それは、どうしたらできるようになるだろうか?

そう考えた場合、実際に行うためには、時間をつくる必要があります。

そうすると、実は、意外とやれてしまったりします。

時間があるから何かをするのではなく、何かをするために時間をつくるのです。

では、具体的にどうしたら良いのでしょうか?

今月の定例講義(中上級編)ではその方法について解説をしています。

そのテキストや音声は、以下をご参照頂けたらと思います。

 

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