今回のテーマの内容では、パート1として、3年前の2011年に解説したことがありました。
ちょっとした文章表現の違いによって、相手が動くこともあれば、動かないこともあるという、セールスにおいてとても大切なことについて解説した内容でした。
全く同じ内容を書いても、相手が即返事をくれることもあれば、なんだこのやろうと思って、心を閉ざすこともある。
その微妙な違いはどこから生まれるのかということをIメッセージやYouメッセージの違いを含めて触れた上で解説したものです。
社内でもこれを活用した瞬間に、今まで、言うことを全く聞いてくれなかった子供が親の言う通りにしてくれるようになったというスタッフの声が続出したほど、反響が極めて高い内容でした!
主夫業をしているからこそ実感を持って分かるのですけれど、育児というのは、究極のコミュニケーション力を身に付ける上での(?)最高の場だと思っています。(笑)
大人というのは、教育された結果として、嫌なことをやれと言われても心の中では嫌だと思っても、大人なので、それを口に出さずに、
はい、と言って動いたりするものです
ところが、子供は嫌なものは嫌だとはっきり言います。
そこに、論理は通用しません。
嫌なものは嫌なのです。
その場合、てこをつかっても子供を動かすことは極めて難題です。
まさに、そのような子供がすっと気持ちよく動いてくれるようなコミュニケーションの仕方をもってして、ビジネスを中心とした大人とのコミュニケーションをはかるようにすると、相手は強制されたからやる、のではなく、喜んでやってくれるようになるわけです。
ただ、私自身そのようなやり方を理解し、子供や人を支配したいから、スタッフをコントロールしたいから、そのようなスキルを高めようとしているわけではありません。
というよりも、そのようなコミュニケーションの取り方をお互いができるようになると、とても気持ち良く、お互いを尊重し、支え合えるような関係性が築け、それが人と人との間の理想の姿に近いのではないかと考えているからこそ、社内では特にそのような考え方を重要視しているわけです。
3年前にもその重要性を痛感し、言葉の力についての講義をしたわけですが、それからさらに育児の経験を追加で3年積み、私自身もさらに学んだことが蓄積されてきました。
毎朝、保育園で、お子さんと感情的なやりとりをしているお母さん・お父さんの姿をみながらも、そのときにお子さんにかけられている言葉をこうしたら、きっと、そのお子さんは快く、元気に動いてくれるだろうなという場面をたくさん目にしています。
また、YouメッセージをIメッセージにするだけで、劇的に人が動くようになるということは、3年前にお話しましたが、必ずしもそうではないことも分かってきました。
Iメッセージを使ったところで、動かないものは動かないというケースが多々あります。
特に、子供に対しての場合は、その使い方に失敗すると、むしろ、子供との関係性を悪くしてしまう、信頼関係を失うリスクもあるかもしれない、ということも分かってきています。
基本的に、このような言葉の使い方、あり方を習得することで、本当だったら買おうとは思っていなかった、あなたに対して見向きもしなかった見込客の方が、あなたに目を向け、あなたから買おうと思ってしまうことが珍しくありません。
それが、「言葉の力」なのです。
6月の定例講義では、そのような「言葉の力」を再認識し、そして、より体系的にご理解頂けるように解説しました。
潜在意識が拒否をするのには次の5つの理由があることが分かってきています。
理由1: Youメッセージの乱用
理由2: 行動の指示・命令
理由3: 問題の指摘・矯正
理由4: 「あり方」
理由5: 信頼関係不足
何気なく見えるたった1つのフレーズの中にも、これらが複数同時に考慮され活用されていたりもします。
体系的に理解の上、より使いこなせる方が一人でも増えてきたら、嬉しい限りです!
テキスト、音声、動画は以下をご覧頂けたらと思います。
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