アドバイスではなく、受け入れることの大切さ
こんにちは。SBBSの丸山です。
我が家には中学1年生と小学4年生の娘が2人います。
中学生になった長女は、不思議なほど、中学入学後、家で自分の出来事を話す機会が少なくなってきました。
中学生というのは、そういうものなのかな…と初めての経験をしているところです。
そちらとは打って変わって、小学4年生の娘は、起きている間中、ずっと学校でのこと、自分が思う事お友達の事…等々を延々としゃべっている状況です。
とにかく止まらない。汗
こういう時期なのかもしれませんが、ついそんなに困るなら、
「こうしてみたら?」
「こういう風にすればいいんじゃない?」
といった解決案を口出ししてしまうと、そこから一気に機嫌が悪くなることもしばしばです。
先日、新しくご支援を開始させていただく予定のクライアント様に、上司検定というものをご受講いただきました。
当社では、シェア秘書サービスをご希望される際にかならず「上司検定」という講座をご受講いただいております。
「上司検定」というと、耳が痛い内容と感じられる方もいらっしゃるかも知れませんが、自分自身が部下だった時、または親と子の関係など、これまでの自分を振り返りながら、自分は上司にどのような対応を望んでいたのか、どういう上司だと嬉しかったのかなど、上司としての基本的なあり方を確認する講座となっております。
この講座の中で、相手が困っている状況などをひたすら伝えてくるときに果たして、アドバイスをして改善することだけが重要なのかどうか、といったことを考えるワークがあります。
私自身のケースにあてはめてみて、次女のエンドレストークに対して、具体的な解決案を伝えるということは、本当に彼女のことを思っていたのだろうか、と自分自身を大いに振り返る機会となりました。
彼女の様子をよく見て、じっくりと話を聞くことで改善策を求めているのではなく、ただひたすら聞いてもらうこと、受け入れて貰い安心感を得ること。
それこそが、今の彼女にとって、とても大切ということを、改めて理解しました。
上司としてのあり方などは、あまり気にする機会も少ないかと思いますが、普段接する宅配の方や電話の向こうの相手であったり、または家族などどのような状況にも当てはまるものだと思います。
このような機会が、多くの方々にとってもより気持ちの良い関係性を築き、共に良い仕事を生み出していけるきっかけとなっていけたら、とても嬉しく感じています。