元号が「平成」から「令和」に変わった今、新しい時代に、より社会に対して貢献できるあり方を追求して参りたいとの考えのもと、代表の中山が改名をさせて頂くことになりました。
通常、名前は変えるものではないとお感じの方も多いと想像していますので、以下、その背景について中山より、ご説明させて頂けたらと思います。
当社では、2015年より「CI戦略(Corporate Identity戦略)」を導入してきました。
そのコンサルティングをお願いしているのは、当社の名誉顧問でもあり、マーク&ロゴ、CIデザインの第一人者である稲吉紘実教授です。
[稲吉紘実教授のプロフィールはこちら→]
[当スクールのCI戦略コンセプト→]
今後、当社が生み出していきたい社会のイメージをCIから展開した、Webとして表現するために昨年には、稲吉教授のディレクションの元、Webのリニューアルを進めてきました。[詳細はこちら→]
その後も、ミッションを実現し、世界的企業となっていく上でのサポートを稲吉教授から、定期的に頂いて参りました。
「言葉」には「魂」が宿っているという話は、古来から良く言われてきているもので、それは「言魂(ことだま)」と言われたりもします。
一方で、稲吉教授が常日頃から言われているのは、「形」にも「魂」が宿っているということで、それを「形魂(かただま)」と言うそうです。
そして、興味深いのは「言魂」は、言葉の制約を受け、その範囲の限界がある一方で、「形魂」はそういった制約から解放されているということです。
なぜならば、「言葉」は、その言葉の意味の論理的な面からの制約がある一方で、「形」、「マーク」というのは、解釈が無限大にあるからです。
稲吉教授のデザインである当社のシンボルマークにおいてもそれが言えます。
当社のシンボルマークは、社名に含まれる「ブレイン」、つまり、「脳」の形をシンボライズしたものです。
一方で、このマークは、創造のための「種」の形と解釈することもできれば、そうした創造を生み出すために全てを見通す「第三の目」だとも言えるかもしれません。
このように、形(マーク)が持つ影響力には多大なるものがあります。
さて、そのような中で、改めて、私達の名前やそれに含まれている文字、漢字とはどこから生まれたのかを考え直してみますと、代表的な象形文字を例にとりますと、何かの物の「形」が先にあり、それが文字として表現されたと言えます。
例えば、山という漢字は、3つの山が連なる様子を描いたものです。
つまり、文字とは、ものの「形」から生まれているわけです。
そして、上述しました通り、「形」には想像を越えるほどの力があります。
こう考えますと、文字というものは、言葉でありながらも、語源をたどれば、その文字を通じて論理的に表現されている意味を越えた、大きなパワーが秘められていると言うこともできます。
実際、その言葉の意味だけからは想像もつかないほどのエネルギーを持ったものの「形」が語源の漢字もあります。
「言魂」という範囲だけで考えれば、その文字や意味だけで良し悪しを判断してしまいますが、「形魂」というレベルに次元を上げて考えると、語源となったものの「形」の力までもが借りられる文字というものが存在するのです!
逆に、その文字の語源となった、ものの「形」の中には、衰退を意味するような、私達が決して好ましいとは感じないようなものが、含まれていることもあるそうです…。
こうした場合、その語源の「形」の影響により、想像を越えるほどマイナスのエネルギーを受けてしまうこともあるというのです…。
こうしたこと考えた上で、私自身も、ミッション、ビジョンを実現する上で、より必要な力を授かることができたらと考えまして、稲吉教授プロデュースのもとで、改名することを決意した次第です。
新しい名前は、
中山 匡[ただし]改め
中山 史貴(ふみき)
となります。
「史」には先見力、成し遂げるという意味が、「貴」には安定性や人間関係を良くするという意味が込められているとのことです。
「名は体を表す」とありますように、これから、この名前に恥じない生き方、あり方を追求していき、しっかりとビジョン、ミッションの実現に努めて参りたいと、気持ちを改めているところであります!
今後、Webサイトを含め、私の名前を、中山史貴(ふみき)に変更して参ります。
最初は戸惑われる方も多いと思いますが、少しずつでも慣れていき、受け入れてくださったとしたら嬉しい限りです!
そして、引き続き、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
一般社団法人シェア・ブレイン・ビジネス・スクール
代表理事 中山 史貴