齋藤晃デザイン室 代表
商業デザイナー
登録年:2017年4月1日 登録番号:A005-003
10代の頃、1枚の広告表現にインスピレーションを受け将来デザイナーになることを決意する。
新卒で制作プロダクションを経て某大手広告会社のクリエイティブ部門に勤務。20年以上に渡りアートディレクターとして、ブランド開発、CIからプロダクト、店舗、空間、広告キャンペーンまで幅広く手掛ける。
これまでに支援した企業は300社以上。制作したクリエイティブは1000種類を超える。その一つひとつに求められる課題はすべて異なり、広告を通してコミュニケーションの本質を学んできた。
主な仕事は、女性向け通販ブランド化粧品のアートディレクション。
保険会社の広告や自然をテーマとした企業カレンダーのクリエイティブ。
ケーブルテレビネットワーク会社の全国展開に向けた一連のキャンペーン。
発行部数50万部を超える航空会社の月刊フリーマガジンの仕事では統括ディレクターを3年間努めながら、会員3000万人に向けた会報誌を創刊させ顧客とのコミュニケーションを強化させた。
その他、食品会社、通信会社、家電メーカー、人材派遣会社、銀行、政府広報など50社以上の企業や官公庁を担当。新聞広告賞などの受賞歴も多数。
さらに、広告だけに固執せず、幅広いジャンルでのモノづくりや表現に関わりたいという意識が芽生え自分自身がCIを手がけた建築系ベンチャー企業に転職。
CEO直下のデザイン室にて、建築家達と共にオフィスビル、レストラン、商業施設などの開発プロジェクトに参画。事業コンセプトづくりから空間デザインまで新しい経験を積むことができ充実した日々だったが、2008年リーマンショックの直撃を乗り越えられず会社の状況が一変した。
その後は、デザイナーとして独立したが、何をやってもうまくいかず起業の難しさを身をもって痛感する。
試行錯誤の中で気づいたことは、自分の「弱み」を補うことに時間をかけるよりも、自身の「強み」や「個性」にエネルギーを注いだ方が何倍もの成長を手にすることができるということだった。
それ以来、人や企業の「強み」を可視化し、それぞれが主人公で生きていける社会を築くことを目標に仕事に取り組んでいる。
現在は、これまでの経験を最大限に活かし、日本の中小企業の素晴らしい技術や商品、意義のある活動をクリエイティブを通して社会に送り届けるお手伝いをしている。
得意分野はブランディング、マーケティング、ビジネスモデルなど企業成長に必要な要素を分離させることなく総合的な視点からご支援ができること。
ビジョンは、世の中に新しい価値を提供できる「唯一無二のブランド」を100社生み出すこと。クリエイティブ業界内においては、日本で唯一ビジネスモデル・デザイナー®の資格を保有。山形県出身。