一般社団法人日本伝統文化伝承プラットフォーム代表理事
天辰神容流吟剣詩舞道 上席師範
名古屋商科大学大学院ビジネススクールMBA取得
幕末維新の志士たちが学んだ名著「言志四録」研究会主宰
登録年:2020年10月15日 登録番号:A023-007
幼少期より、武士道を体現し、武道の流れを汲む伝統芸能である「剣舞」に40年間親しんでいる。これまでの主な実績として、全日本コンクール優勝(日本一)七度、文部科学大臣賞受賞四度を数え、現在は師範位として最高位にあたる上席師範に任ぜられている。
伝統の世界を支える組織マネジメントに興味を持ち、永続的な組織づくりと経営をどのように両立させるべきかを学ぶため、南山大学経営学部経営学科へと進学した。
卒業後は地元農業という伝統産業を守り支える使命を感じ、伝統と経営の両立に貢献すべく、年商3,000億円の愛知県の農業協同組合に入組した。現在までに通算、米穀事業部門にて17年間および人事部にて10年間を過ごし、営業職から企画職まで幅広く従事した。マネジメント経験は10年間に及ぶ。
40歳を超え、マネジメントを体系的に学び直す必要性を感じ、名古屋商科大学大学院ビジネススクールに入学し、2018年MBAを取得。伝統芸能界と伝統産業である農業界の両方に長く身を置いた経験とMBA取得の過程で学んだ最先端の経営学をベースとして、卒業にあたっては成熟業界のビジネスモデル・イノベーション研究をテーマとした。
在学中に、ジャパン・ビジネスモデル・コンペティション(JBMC)2018に出場し、日本伝統芸能界にイノベーションを起こす新たなビジネスモデルによって、全国大会セミファイナルへの進出を果たした。卒業と同時に、名古屋商科大学大学院戦略経営研究所アントレセンターに所属することとなり、あわせて一般社団法人日本伝統文化伝承プラットフォームを設立し、代表理事に就任した。以来、ジャパン・ビジネスモデル・コンペティション(JBMC)2018で全国大会セミファイナル進出という評価を得たビジネスモデルの実証研究を手掛け、日本の伝統文化を世界に伝え、後世に伝承する活動を推進している。
現在は、「伝統から学ぶ者だけが未来を手にする。文化が現在を創り、伝承が未来を創る。」という理念のもと、訪日外国人向け和の伝統文化体験サービスを展開する一方、創立から10年を経過した有志による言志四録研究会から発展した、日本伝統文化をベースとした和の知恵を学ぶ場『伝承大学』を創設し運営している。愛知県出身。