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BMD/ 認定講師プロフィール

講師プロフィール

久保 智恵(くぼ ともえ)
デジタル推進プロモーター

登録年:2021年11月22日 登録番号:A026-002
専門分野:技術開発
所属エリア:関東(東京23区外) 埼玉県

幼少より器用で、美術が好きなことから、ゼロから作品を創ることに興味をもつ。

高校生のときにパソコンに触れ、プログラミングに夢中になり、パソコンを設計したい。と思うようになった。

もともと芸術家になりたかったが生活を考えて、アートをものづくりに換え、
「ソフトは、独学できる。しかし、ハードは、学びの環境が必要。」と、工学部に進学することを選んだ。
そのため、「 ゼロから創れるようになること。」にこだわり、周囲にある電気製品を見ては自分ならどのように設計するか。を考えるようになった。

卒業後、ベンチャー企業に就職し、ハード設計を担当する。
しかし、経営不振から大量リストラが始まり、ソフト担当者が不在になったことから、ソフトとハードの両方を担当することになる。

その後、ハードとソフトの両方が設計できる技術者となり、技術幅の広さと工程の深さから、生産技術や炎上プロジェクトの火消しを担当するようになる。
炎上プロジェクトを重ねて担当すると、原因に共通点が見えてくるようになったことで開発ノウハウが体系化され、自身が開発をする際には、一般的な開発工数の3倍の生産力を持つ。
開発ノウハウの体系化は、数10億~数100億のプロジェクトも、数日で原因の調査と対策の提案を可能とし、早期に起動修正ができるノウハウになった。

そして、勤務しているメーカーにて、毎年数10億の予算を投入している開発プロジェクトが炎上。
何年かけても、幾億もの予算をかけても、一向に完成しないロボット開発にて、経営者が一言。
「 今、目先の課題を、2か月後には解決すること。解決できない場合は、プロジェクトを中止とします。」
社員は、地方の工場に出向。協力会社は、契約終了。受入れ先がない社員は解雇になるという状態に、管理職が大騒ぎになる。

そんな中、炎上プロジェクトの火消し役に選ばれた。
1週間で原因を突き止め報告書の作成、1週間でプログラム修正した。
その結果、2週間後には無事に工場再開へと導く。プロジェクトは無事に続投が決定。
数年後、新聞のビジネス記事に、ロボットが無事にリリースされた事が登載された。

しかし、久保氏は、誰もがプロジェクトの再開に喜んでいた時に、解雇になる。
「 炎上した時には、さらに予算請求ができるようにするものだ。案件を潰したのと同じだ。本当に立て直すんじゃねぇ。 」と火消しが理由で解雇。

退職をきっかけにフリーランスになり、様々なプロジェクトを転々とする。
フリーランスエンジニアとして、各開発プロジェクトを渡り歩いているなかに、ソニーの製品開発プロジェクトに参画。毎月1億以上の人件費が必要となっていた炎上プロジェクトではあったものの、経営計画通りに無事に製品が発売。周囲から影の功労者として評価された事をきっかけに、自分の技術力に自信を持つようになる。

ソニーのプロジェクト終了後、さらに上流工程へとシフト。
経営企画や情報システム部支援など、企業の基盤作り支援を行う技術経営コンサルタントとなる。

近年では、経営企画から、業務改善、システム開発予算だけで、数10億の予算が必要となるプロジェクトのPMを担当し、企画からBPR、システム開発、運用管理など、施策提案から現場改善まで行うビジネスアーキテクトを担当。

幅広いスキルを身に付けて現在も超上流コンサルタント/エッジエンジニアとして活動中。


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